きょむちらかし

舞台オタクの嘆きを投稿します。時折解説、考察様々。

はじめましてで書く内容ではないけれど。

ブログを作るだけ作って、何も書いていませんでした。

だから、書きたい!と思ったことを書くタイミングを逃して、そして今日です。

 

ブログではじめまして。

推しのことがすきで、2.5次元にハマリましたが、もとはオペラやミュージカル。帝劇などに通っていたタイプの観劇が好きな人間です。

どうぞよろしくお願いします。

 

本当ならば、このブログは推しのこと、舞台の考察、いろいろやっていくつもりのブログだったんですけれども。

 

どうしても気持ちの整理がしたくて筆をとりました。

 

先日、たっきーさんこと、滝口幸広さんがお亡くなりになられたという訃報が入ってきました。

その瞬間私は真っ白になって、通話中だった友人のことを考えず絶叫し、言葉を失い大変迷惑をかけました。ごめんなさい。

 

彼のファンだったのか。

いいえ。

ファンになろうとしていた。ところだった。というのが正しいのかもしれません。

 

始まりは、A3!がリリースされたころの話。

みんながかっこいいリーダー君たちやかわいい子たちに落ちていく中、私が心奪われた鹿島雄三というキャラクター。

本当に好きで、気になるのにバクステはない。それでも好きで好きで本当に好きで好きでたまらないそのキャラクターが、ほんの少しでも出る度に嬉しかった。

結局押しキャラは秋組の伏見臣くんになったのだが、今も楽しく推してます。

やっぱり、雄三が好きだった。

 

知名度が低かった。

 

それがエーステにきちんと出ると決まった時、私は嬉しくて嬉しくて飛び上がった。

まだまだ2.5に足を踏み入れたばかり。

見たことある作品なんて片手で数えられる程度。

そんなころの話だった。

「この人だれ?」

友人に聞いた時、友人は「この人はいい人だよ!」そういう風に返されたのを今でも覚えてる。

へーいい人なんだ。いい人が雄三やるの?へー。

ぐらいだった。でも初めてたっきーさん演じる雄三を見た時心が震えた。

あ、雄三がいる。

大好きな、大好きな雄三が、しゃべってる。

ファンから追いやられて、確かにモブみたいな扱いで。

経験値くれるだけのゲーム役割だ。ストーリーでキーになる事はほぼない。メインじゃないのだから仕方がない。

 

そんな雄三がいる。

私は嬉しかった。

勿論脚本の力や演出の力なのは知ってる。

それでもみんなと楽しそうにバックステージにいる姿も含めて、ああこの人が雄三でよかった。

 

と、私は春夏の時に感じた。

ライビュだったけれど。

 

 

生で初めて拝見したのはエーステ秋冬公演だった。

私はちなみにレニさんも最高に大好きなんですけど。

レニさんも出るしこれは行かなきや!!と必死になっていたら偶然チケットを余らせていた丞推しの友人に連れて行ってもらえた。

感謝しかなかった。

 

生で初めて見て、やっぱりすごかった。

本当に雄三で、へへって笑ったり、動いてて。

もう、雄三がいる!って私は嬉しくてうれしくて。もちろん舞台自体とてもよくて。

でもちょうどその時、夢に向かっていた私の心が折れかかっていた頃で。

 

左京さんに向かって、雄三が「枯れたフリしてんじゃねぇ!」って怒鳴る瞬間があった。

(ロスで見れてないから、もしかしたら厳密にはセリフ違うかもごめんなさい)

その一言が、刺さって、抜けなくて。

何日も何日も。私の中で震え続けた。

一言で心が震える経験はなかなかない。

演技が素晴らしい。演出がいい。自分に合ってた。脚本がいい。

いろいろな要因が重なったと思う。

 

それでも私にとって特別で。

雄三がもっと好きで、好きでたまらなくなった瞬間だった。

 

客降りで目の前でお花撒くときで、雄三からお花貰った。

本当に嬉しかった。 

今でも思い出になって大切にしまってる。

 

そのころから、雄三が好き。でもたっきーさんもすきかも?と思い始めてた。

でも、推しはいるし、その推しを降りることはできないし・・・

いろいろ悩みながらも春単独のチケットを当てた。

2列目どセンターだった。

 

雄三拝めるよ!!!と友人に発狂しながら言った。

「雄三、出ないよ?」

ショックだった。(ちゃんとみろ)

 

それから夏単独が決まって、今度はちゃんと出るってわかって、レニも出るぞ!と意気込んで。

チケットは友人に頼まれた地方しか当てられなくて。

代わりにチケット譲ってもらって。

 

それが偶然にも最前で。とてもいい席だった。

 

ドキドキしながら。

初日を見に行った友人に

「きょむむちゃん、きっと死ぬよ」

 

そう言われて死を覚悟していった。

結論から言えば死んだ。

雄三も、レニも。夏組のみんなも、ほかのみんなも。

すごい素敵なカンパニーだった。

私の人生の中で、こんなにいいカンパニー見たことないぞ。と思うぐらいにはとてもよかった。

夏組のみんなが仲がいいからかな。

そう思ったりもしていたけれど。とにかくよかった。

 

それに、私はその日たっきーさんを好きになった。

雄三というキャラを抜いて。

それは雄三ではなく、モブ(劇中劇)を演じてたところ。

抜錨で海軍の偉い人を演じていて。

あの席から見上げた瞬間。確かに一瞬かもしれない。

 

言葉では言い表せない「すき」が溢れた。

きっと雄三以外もみたら、好きになれる。

私はそれを痛感した。

 

最後に全力で手を振ってたら振り返してくれた。

嬉しかった。

 

ライビュでも拝見して、やっぱり好き。

追いかけよう。応援しよう。

最推しはいるけど、2人目としてしんどいかもしれないけれど、できる限りの応援をしていこう。

そう心に誓った。

 

秋単独が発表された。

雄三が出るぞ!全通したい!

それぐらいの意気込みだった。

 

ある日友人と通話しながら「たっきーさんが気になる」

という話をした。

 

「たっきーさんは、テニミュ時代から悪い噂を一切聞かない。本当にいい人なんだと思う。すごいことだと思う。いいんじゃない?」

 

そう言われた。それが10月中頃だったか・・・

11月頭だったか・・・

それぐらいだった。

 

よーし!じゃあ頑張っちゃおう!

いっつも推しくんのことで病んでた私には優しさが必要だ!

なんて笑って。

 

雄三からファンサされたいねなんてはなして。

 

頭撫でられたい!とか夢女ぶって

 

次はどんな舞台に出るのかな。

見て見たいな。

ストレートとかやるのかな。

どんな風に役を捕える人なんだろうな。

普段の立ち振る舞いはどんな人なんだろう。

 

エーステの夏単2部で踊ってた「北へ10歩!東へ10歩!」(わからん)

とかってところのステップの踏み方好みだったな。

若い子の中に囲まれてでもキレ半端なかったな。

 

秋単も踊ってくれるかな。

 

秋単どんな演技するのかな。

 

私は早く「剣に死す」の雄三とレニの会話がステで見たい!!!

と。

 

きっと3部は過去編で雄三メイン回があるはず!エイプリールフールはフラグだったんだよ!!!!もうそんなんたっきーさんキャス変せず続けて!!!!

何年後だよ!!!!

 

とか。

笑って話してたんです。

 

 

人の命は儚いからこそ、美しい。

 

神様は残酷だ。

 

いろんなことが頭の中に蘇って。

ぐっちゃぐちゃで。

あの夜は泣き疲れて眠りました。

 

打ち上げ花火のように、儚い。

本当に。

上手くまだ言葉にできないし、きっとこれはいつまでたっても言葉になんてできないんだと思う。

 

でもあの夜気が付いた。

私は既にたっきーさんのことが、本当に好きだったんだなあ。

って。

だから応援したいと思えて、ちゃんとファンになれてたのかもしれない。

って。

 

ファンです!なんていえない。

だって、ファンになって、舞台を見れてない。

だけど、ちゃんと好きだ。って感情はあったんだ。と。

思った。

 

これだけは言いたい。

上手く言えないなか。

 

もしこの先、ここまで読んでくれたあなたが、少しでも「いいな」と思う人に出会えた時。

後悔しない方法を選んでほしい。

良いなと思って、近寄って。

違ったら離れてもいいと思う。

良いなと思って、近寄らず、遠くから見て、その思いを伝えることがないまま。

悲しい別れを味わうことがあるんだ。と

 

今回身に染みた。

 

だから、私は思う。

少しでもいいなと思ったら積極的にお手紙とか書こうって。

いや、推しじゃないし・・・・ほかのファンに失礼・・・・

そんなのはいい。

伝えない後悔よりマシだ。

 

絶対。人間に絶対という言葉はないのだから。

少しでも、すこしでも。一言でも。

すきですと、伝えていこうと心に誓った。

 

以上。お付き合いいただきありがとうございました。

今後は普通に作品考察とかいろんなこと書いていこうと思っています。

一発目が違ってごめんなさい。

 

それでは。

 

 

PS

夏単で最後に

「寂しくなったら空を見上げろ。花火と俺の顔が思い浮かぶだろ」

って。言っていたので。帰り道、夜空を見上げたら

曇り一つない綺麗な夜空に真っ白でまん丸いお月様がとってもきれいに輝いて

電灯もいらないぐらいに夜道を照らしてくれていました。(田舎)

 

ありがとう。